日本舞踊と正派若柳流について

日本舞踊
日本に古くからあった芸術と技能である 「伝統芸能」 のひとつ。歌舞伎や能から派生し、少しづつ独立した芸能として形成され、徐々に 洗練された芸術として確立するに至ったものです。一般的には、歌舞伎舞踊、上方舞、新舞踊のことを指して、日本舞踊といいます。日本舞踊には、現在二百以上もの流派があります。そのうち、五大流派といわれているのは、花柳流、藤間流、若柳流、西川流、板東流です。

正派若柳流
上記、五大流派のうちのひとつ、若柳流の一派。
昭和二十六年(1951年)、「家元」 という、流儀の統率者を置かず、構成員から選ばれた理事たちが代表し、合議によって組織を運営する理事制をとることでスタートし、現在もその方式で続いています。
2021年に、正派若柳流創立七十周年を迎えました。正派若柳流公式サイト http://www.wakayagi.jp/

資格(名取/師範)
正派若柳流には、「名取」、「師範」 という二つの資格があります。
これらの資格を取得するには、流派理事によって行われる名取試験、師範試験に合格しなくてはなりません。

《資格試験申請条件》
名取: 満十二歳以上で、お稽古年数が三年以上であること
師範: 名取になってから三年以上経過していること
*資格は必ずしも取得しなければいけないものではありません。当お教室では、ご本人のご希望をよく伺い、必要に応じて、受験をしていただいております。

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